めぐりめぐる

自分が幼かった頃は

気付きもしなかった

親の愛や気持ちを

親になってやっと理解出来たり

 

自分も親の子どもであり

娘が駄々こねることに対して

子ども時代の経験則から

そうだよなー、って思ったり

 

子どものいる親なら誰しも誰かの

子どもであり親でもあるわけで、

それは当たり前なんだけど、

なんだからそれってとても素敵なことなんじゃないか、と思う。

 

子どもがいなかったときには

外食も

家族旅行も

誕生日のお祝いも

クリスマスも

お年玉も

その全てが当たり前だと思って育ってきていたけど、

親になった今、そのどれもが、どのくらい親が頑張って稼いで、どのくらいの愛情をかけて、どのくらい大切にしてくれていたのか、というのがヒシヒシと理解出来る。

 

まるで自分が子どもが出来たことで、数十年越しに、答え合わせしているようだ。

答え合わせすることで、両親に対して冷たくあたってしまったり、軽めの思春期について、ごめんね、と思ったり。

 

娘から自分が親から受けた愛の大きさについて、答えを教えて貰っているようだと、そう思った。

 

そしてそれ以上の愛を自分の家族に注ぐのだ、と。

そしていつか、娘も答え合わせしてくれたら良いな。

親になって、パパとママの愛情が本当に理解できたよ、と言われるように。

でもそれはパパとママにも君が教えてくれた答えなんだよって、伝えたい。

 

愛は色んな矢印でめぐる。

めぐりめぐって

自分に帰ってくる。

そういうものなのだ。