下り坂

ここのところ、弊社システムの不具合が相次いでおり、謝罪に追われている。

というか、追いかけられている。

 

謝ってばかりいると、やっぱり気分は下がるし、お客さんのためにしていたと思っていた仕事が、実はそうではなかったのか、と自信を失ったり、自分のせいではないのだけれど、担当営業として、少し不安になったりして。

 

新しい会社の体制は縦割りになり、事務員さんも排除していて、とても合理的だ。

会社としてはそれがとても立派なことだし、正しいのだと思うけど、

人と同じように、お客さんにもそれぞれの色があって、そこに合わせて寄り添える形で何とかやっていきたいのだけど、合理主義の中に個性への猶予はなく、その点もすごく難しい。

 

ビジネスライクになりすぎると、バイネームで対応していくことが難しい。

そしてバイネームで寄り添うことをやめると、割り切らなければいけない要素が増える。もちろんお客さんに対してNOと言う機会も増える。

 

とても難しいが、答えのない問題。

 

あぁ、今日という日は何て良い日なんだろう。

大切な家族がいるだけで

仕事があるだけで

十分な給与をもらえているだけで

健康に生きているだけで。

 

とにかくそう思いながら、自分の哲学はぶれないように、やっていくしかないのだ。